久しぶりの万年筆

10 年振りに万年筆を手にした。無印のアルミ丸軸万年筆。
価格以上の書き味という評判を聞いてのこと。
万年筆にしてはかなり安い部類なので、だめでも懐は痛まない。
いかにも無印なデザインで、特にキャップの収まり方がよい。

無印製のインクカートリッジが 1 本付いてくるけれど、
その品質がよくわからないのでまだ差していない。色は緑がかった黒で臭いがきついらしい。
臭いのは勘弁。使っていた当時、臭いインクがあったことを思い出してしまった。
色の好みはブルーブラックだけど、用途の都合で濃い墨のような黒がほしい。
事前に調べたところ、カートリッジは rotring, Montblanc, Pelikan 製が使え、
コンバータは rotring, Pelikan 製が合うらしい。
rotring と Montblanc のインクは以前に使ったことがある。
でも色合いや流れの具合なんて、もう忘れてしまったなあ。
情報を元にした素人判断では、Pelikan の黒がいいのかなという感じ。

この 10 年、無駄を省くことばかりしてきたけど、
その反動なのか最近は無駄がいとおしい。NOMOS Tangente を買ったのもそれだ。
僕の暮らしにまたひとつ無駄が増える。