このところ意図的に iPod shuffle を使っていて思ったこと。
まず、普段は iPod shuffle を使うのが圧倒的に便利で楽。
机から離れるときでもちょっとした用事なら、ポケットにつっこんでうろちょろ。
これが iPod だとその出し入れがもう面倒だし、身につけるには重い。
これまではヘッドフォンのつけはずしがわずらわしく、
おおげさに言えば、まるで iPod につながれているみたいだった。
BGM 的に聴くときには、アルバムを一枚通して聴く『流れ』を気にしないから、
シャッフルで全く問題ない。
音質にもこれといって不満なし。ヘッドフォンでなんとかなる。
一方、寝るときはもっぱら iPod を使う。これはタイマーがあるから。
Drone Zone という ambient 系を流すチャンネルを RadioRecorder で予約録音して、
iTunes から転送、寝る前に聴く。そしていつのまにか寝てる。
あと、Mac からしばらく離れるときには iPod shuffle では物足りない気がする。
だから旅には iPod を(も)持って行くだろうなあ。
iPod shuffle の充電アダプタを持ってない、というのも理由のひとつ。
FireWire-USB 変換コネクタがあって、iPod のが使えればいいんだけど。
ところで、ここ 2 か月ほど頻繁に調子が悪くなる iPod、
ふと思いついて iPod ソフトウェア 2.3 を旧バージョンの 2.2 に変えてみた。
何か違いが見えてくるかなあ。
10.4.1 が出たことだし、先日集めた情報の更新を。
ただし、僕自身は 10.3.9 にとどまっているので、以下全て未確認。
pkgsrc は Tiger に対応した模様。といっても bootstrap kit のバイナリが
5/7 付でリリースされた以上の情報が見当たらないので、詳細不明。
ラトックシステム社の RATOC Mac OS X 対応状況は Tiger 向けのページになった。
RATOC U2SCX, REX-CBU2X (OS 標準), REX-CB31 (以前のドライバ) は動作するとのこと。
よかった。
uControl 原作者による開発は終了 (Tiger に移行して、作者の開発動機が薄れた模様)。
内蔵と外付キーボード毎に設定を分けられるのが便利だっただけに、残念。
これまでの氏の開発と多大な貢献に感謝。
ext2fsx は未だ情報なし。
どうしてもというときには Linux を用意しないとだめかもな...。
Tiger を入れるときには uControl と ext2fsx をはずすのを忘れないようにしよう。
いつになるかわからないけれど。
PowerBook G4 購入以来のローカルメールが未配送であることがわかった一件、
わりとあっさり解決することができた。
やりたいのは、/var/spool/mail/postfix/maildrop にたまったメールを、
ローカル IMAP サーバ (Binc IMAP 1.2.12final) の INBOX に配送すること。
まず、/etc/aliases の root 宛メールの受取人を、普段使う一般ユーザにする。
忘れがちだと思い、先にすませた。ここでは『me』としておく。以下抜粋。
# Person who should get root's mail. Don't receive mail as root! root: me
次に Postfix の設定を変える。/etc/postfix/main.cf の home_mailbox の値を、
home_mailbox = Library/Mairdir/INBOX/
とする。これは Binc IMAP の depot 設定を IMAPdir にしていて、
そのうえ IMAP メールの在処が /Users/me/Library/Maildir の場合。
(depot が Maildir++ の状況では使っていないので、わからない)
なお、名前のとおり qmail 流の Maildir を使っている。
qmail 流の配送には、home_mailbox の値が / で終わっていることが大切。
設定は postconf コマンドで確かめられる。
-n オプションをつけると、デフォルト値以外に設定された変数だけ出力する。
SMTP サーバとして使わない今回の目的では、/etc/postfix/master.cf は変更なし。
最後に、/etc/hostconfig を変更する。
以下に抜粋するように、MAILSERVER の行を -NO- から、
MAILSERVER=-AUTOMATIC-
と変える。『-YES-』ではないことに注意。
『-AUTOMATIC-』にすると、/usr/sbin/postfix-watch (ソース) が
/var/spool/mail/postfix/maildrop ディレクトリを見張って、
メールがあれば Postfix を起動、なくなれば終了させる、という仕事をする。
これで準備は整ったから、再起動。
ログインする前からいつも以上に HDD が音を立てている。始まったみたい。
top でプロセスを見ると、pickup, cleanup, qmgr, local が次々と実行され、
~/Library/Maildir/INBOX にメールが配送されていく。
約 1300 通、55MB のメールがあって、終わるまでに 7 分ぐらいかかった。
Apple Mail で見るとキャッシュを作るのに時間をとられてしまうと思い、
Wanderlust でチェック。1000 通を超えるメールにちょっと社長さん気分。
ほとんどが crontab 関連。一部は sudo の失敗など security まわり。
crontab ものの内訳は、MO のマウントをさぼったときの pdumpfs のエラーと、
この不具合に関連すると思われる、fetchmail 実行時のエラー (10.3.9 にしてから激減)。
最後のメールを配送し終えて 1 時間後、Postfix のプロセスが終了。
ちゃんと postfix-watch が働いている。
わからないこと。
このメール掃除のあとに、sudo 認証を失敗する、MO をセットしない、
という cron からのメール通知を引き起こす間違いをわざとしてみた。
すると、sudo の方はメールが一旦くだんのキューにためられて、
なかなか配送されてこない。結局 security 警告メールが配送されたのは、
MO にバックアップする pdumpfs が crontab で走り出す時刻になってから。
それに続いて、MO がないことを知らせる警告メールも送られていた。
crontab の実行が引き金になるような仕組みは見当たらないんだけど...。
まあ、ほぼ一件落着。
ところで、よく考えるとシステムからのメールには spam はないから、
少なくとも個人的には scmail を通す必要はなかった。
一日数通だし、見たらすぐ捨てるから自動振り分けも要らないし。
と、ついこないだ書いておきながら、iPod shuffle 1 GB を手に入れた。
音楽のほかに podcast も聴くことを考えて、無難な 1 GB に。
そんなに要らないとわかれば、iPod として使う領域を狭めることにしよう。
iPod でもシャッフル再生をデフォルトにしていて、
たまにすごい流れで選曲してくれて小躍りすることがあるから、
iPod shuffle もきっと楽しめるはず。
3年目に入った iPod は最近よく不機嫌になりながらもがんばっているけれど、
ハードディスクものはちょっと敬遠気分で iPod shuffle へ。
あれこれ考えながら iPod とうまく使い分けていきたい。
ただ、iPod shuffle は『最後に再生した日時』を記録しないから、
iTunes との同期のときには『再生回数』だけが更新される。
ちゃんとこの目で確かめたから間違いない。
で、時計を内蔵していないからそれはそうなんだけど、がっかり...。
再生日時をたよりにしたスマートプレイリストが使えないということだ。
iPod shuffle のコンセプトに合わないから、省かれたんだろうな。
iPod shuffle 側で正確な再生日時を記録するのは無理だとしても、
せめて iTunes との同期日時で代えられないものかな?
この手なら何とかなりそうな気がするけど。
とりあえず、ad hoc な解決策がいくつかあるみたいだ。
(手動, 半自動; 動くかどうかは未確認)
使い勝手とか音質とか、感想はまた今度。
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kterm は screen と併用しているからまだいい。
Emacs の場合は Ctrl-g で止められるけど、当の本人は他の窓を閉じたつもりだから、
しまったと思って Ctrl-g を連打しても間に合わないということが多い。
山ほどバッファを使っている最中に Emacs が終了することほど辛いものはない。
この回避策で、また一歩野望に近づいた。
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そもそも、どうしてこういうものを欲しがるかというと、
Linux で sawfish という window manager を使っていたことに端を発する。
sawfish は Lisp 系の言語 rep で機能を追加できて、やや乱暴に言えば、
両者はちょうど Emacs と Emacs Lisp のような関係である。
で、この Namely に近い働きをするのが、waffle.jl という rep のコードだ。
waffle.jl をインストールしておくと、どんなに窓がちらかっていても、
数回キーボードを打てばすぐに目的の窓を前に出せるし、
望みのアプリケーションも同じようにぱっと起動できる。
インクリメンタルに候補が絞られていく Emacs の isearch 風の動作。
それに慣れると、Finder や Dock から起動するというのは面倒でしょうがない。
そういうものを Mac でも探していたけれど、今まで LaunchBar しか知らなかった。
LaunchBar はずっと多機能だけど、僕が望んだのは上のような機能であって、
残念ながらその機能においては waffle.jl には操作性の面で及ばない。
一方、この Namely はわりと waffle.jl に近い感覚がある。
Namely では、前方一致の他、入力文字列が名前に含まれれば候補に現れる。
日本語が通るのも大きな違いだ。
起動済アプリケーションの窓を前に出す用途には使えないのが惜しいけど、
これは Cmd+Tab や Expose があるからまあいいか。
デフォルトではホットキーが Cmd+Esc だけど、これでは遠いから Ctrl+Tab に変更。
Ctrl はもちろん uControl で A の左にしてある。
さらに、Dockless で Namely 起動中に dock に表示されないようにしておく。Cmd+Tab 切り替えのときに邪魔にならない。
これでずいぶん快適になった。堕落極楽。
『再生回数の少ない曲』というスマートプレイリストがあるのだが、
昨年末に手持ちの CD をどんどん足した結果、0 回の曲が山盛りに。
このままではリストの内容が変わらず、スマートのはずがスマートとはほど遠いから、
積極的にこのリストを再生していこう。
当分、Blur, Chapterhouse, R.E.M., Teenage Fanclub が流れまくるはず。
Podcast もずっと聴いている。Adam Curry の DSC はやっぱりおもしろい。
この前は The Stone Roses の『Fools Gold』が Hit Test でかかった。
Hit Test というのはいわゆるイントロクイズで、彼は答えられなかった。
The Stone Roses は MTV と縁のないバンドだったから仕方なかろう。
ときどき DSC で shadowing もやってみる。口が疲れるけど。
RadioRecorder で好きなインターネットラジオを録って、好きなときに聴く。
CD を買うまではいかないけど、懐かしくてつい聴きたくなる 80 年代洋楽には、
このアプローチがぴったり。中学生時代によくやったエアチェック再びという感じ。
RadioRecorder は自動的に iTunes に移してプレイリストを作ってくれたり、
曲名などの情報が手に入る場合にはそれをつけてくれたりもするので、
外に出るときには iPod に転送するだけでいい。
iPod を手にして 3 年目に入った。これからもよろしく。
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Google 日本語版がまだ beta で、文字化けまみれのころからなので、もう何年だ?
当時は goo がとにかく貧弱で、Google の反応と使い勝手の良さにすぐ乗り換えた。
その goo も今は Google と提携してるから、ここの検索も実質 Google か。
Amazon の A9.com も検索については Google を使うみたいだ。
Teoma ってまだあるけど、日本語には対応していないのか...。
と思ったら、2001年 9月に Ask Jeeves が Teoma を買収していた。
その Ask Jeeves も最近どこかに買収されたんだっけ。
さて、Ask.jp のヘルプを読むと、Teoma のエンジンを日本語向けに改良とある。
Ask Jeeves と違って、Ask.jp はキャッシュがないのが痛い。
メタサーチの Vivisimo もまだあった。日本語が通るようになっている。
検索結果を分類してくれるのはおもしろいけど、結果そのものはどうだろう。
前に Google と併用していた AlltheWeb は終了。結構気に入ってたのに。
ともあれ、想像たくましく暮らそう。
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また iPod (3G; 15GB) が不機嫌に。
今回はさらに強烈で、ディスクモードにしてもどうしようもなかった。
しかもはじめはカタカタ異音を立てながらもアップデータに応答していたのに、
失敗を繰り返すうちに全く反応しなくなってしまった。無茶しすぎたかも。
ディスクとしてもマウントされないし、ログに "I/O error" すら出ないし、
システムプロファイラによると FireWire デバイスとして認識しているだけ。
iPod の診断モード (diagnostic mode) についてどこかで目にしたことがあったので、
それらしいキーワードで探したところ、『Run iPod diagnostics』という記事を見つけた。
このまま放っておくのもなんだから、自己責任で試してみる。
まず、電源アダプタで電源をきちんと確保しておく。
記事に書いてあるボタンの組み合わせで、iPod から音がして、診断モードになった。
目的は『HDD SCAN』だけど、とりあえず他のテストも一通りやってみた。異常ないみたいだ。
で、いよいよ『HDD SCAN』。バックライトが点いて、スキャンが始まった。
一見さっきまでのようにフリーズしているかのように見えるけど、じっと我慢。
記事には "takes many minutes" とあり、僕の 15GB ではおよそ 20 分かかって終わった。
診断結果が出て、バックライトが消える。さすがに iPod が熱を帯びている。
うまく熱を逃がす工夫をしたうえで、スキャンを行うのがよさそうだ。容量大ならなおさら。
結果は『HDD PASS』で、異常なし。『HDD FAIL』を覚悟していただけに、拍子抜け。
喜ぶべきなんだけど、これでも復元に失敗するならば頭を抱えるほかない。
アップデータを起動しておき、iPod をリセットして診断モードを終了し、Mac に接続。
...『復元』ボタンが押せる状態になった。ログにもエラーは出ていない。
復元作業もあっという間に終わり、ハードディスクから iPod へと復活。
iPod はすっかり元気になり、iTunes との同期も問題なくできた。
要経過観察ではあるけれど、iPod の中のお医者さんに感謝。
でも、診断モードの『HDD SCAN』が実際に何をしているのか知りたいところ。
診断前後で劇的に状況が改善したから、修復までやっているはず。
きちんと記しているページはないものかな。
ふと気づくと、AirMac のログがとれなくなっていた。
こないだ Mac OS X 10.3.9 に上げたとき、/etc/rc も上書きされたのが原因。
もう一度同じ作業をして、また記録開始。
Tiger はまだおあずけ。
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2, 3 月は目のかゆみと鼻の不快感がぼんやりある程度で、
「聞いていたほどひどくないなあ」とちょっと拍子抜けだった。
主にスギ花粉が飛んでいたからだろう。去年よりも楽じゃないか、ともぼんやり思ったり。
ところが、ヒノキが増えはじめた 4 月からは、起床時の鼻づまりという重い感覚で一日が始まり、
それから夜就寝するまでの間は、くしゃみ・鼻水が一度始まるとなかなか止まらない。
症状が出て 5 年は経っているが、今年のはさすがにうんざり。
花粉ぼけのこの頭と同じように、4 月はぼんやりとしたひと月だった。
そう、ぼんやりとした。
Mac OS X 10.4 Tiger がやって来た。
すぐにでもインストールしたい気持ちを抑えて、冷静に調査中。
- DarwinPorts: gcc 4.0 でコンパイルできないパッケージを除き、概ね使えそうな雰囲気
- Fink: DP とほぼ同じだと思うけど、News によれば "Fink is ready for OS X 10.4!" とのこと
- pkgsrc: 今のところ情報なし
- uControl: 使えない
- ext2fsx: 使えない
- Keyspan USA-19QW: Keyspan FAQ 回答
- ラトックシステム社製品: RATOC Mac OS X 対応状況 (今のところ 10.4 の情報はない)
私の環境以外では、これらの情報が正しいかどうかわかりません。
ご自身で判断できる方だけが参考にしてください。
これを消すのではなく、できれば普段使うアカウントへ配送したい。
25番ポートを開けずに、このディレクトリを片づけられないものか。
何も考えず postfix start するのはまずいし、やりたくない。
scmail を通して Maildir に配送するのが一番の解。どうしたものか...。
Debian を使っていたから Exim なら触ったことあるけど、Postfix は知らない。
メールサーバを運用するならやる気も出るけど、掃除だけのために勉強したくないなあ。
[...] objc: FREED(id): message perform: sent to freed object=0x137bc60
名前を引けなくなって、web などにつながらないという症状で異状に気づいた。
DNS と lookupd は密接なので、この症状には納得。
しかし、アプリケーションが起動できない症状も併発。
"The lookupd daemon acts as an information broker and cache" というだけはあるな。
...正直なところ、Cocoa/Carbon アプリケーションの起動過程を知りません。
ともかく、man lookupd には、
The lookupd process is monitored by the system's mach server registry (the mach_init process), and is automatically restarted if it crashes or exits. lookupd responds to a HUP signal by exiting. This is the pre- ferred mechanism for restarting / resetting the process. lookupd writes its process ID number in the file /var/run/lookupd.pid.
とあるので、SIGHUP を lookupd に送ったんだけど、応答なしでそのまま生きている。
そうこうしているうちに、できることがどんどん限られていき、
ついに虹色カーソルのお出まし。結局、強制的に再起動するはめになった。
しかも、再起動直後のログインウインドウに、普段使っているアカウントが表示されず、
管理用に設けてあるもうひとつのアカウントだけ表示されていて、のけぞった。
とりあえずその管理者アカウントに入り、画面右隅のユーザリストを見たら、
ちゃんとアカウントはあり、実際にログインもできたので一安心。
Linux/*BSD なんかだと、X 止めるとか仮想コンソールに移るとか手があるけど、
Mac にもキーコンビネーションでコンソールに移る方法はないかなあ。
ほんの少し単語を足し引きして言い回しを変えたりしているものの、
1 パラグラフをそのまま cut+paste したのがばればれだ。
引用元を明らかにしてはいるけど、引用の形をとっていないから、
まるで引用した著者本人が書いたかのようになっている。
この程度の手の入れ方では、paraphrase とはとても言えない。
腹立たしいのを通りこして、おかしかった。
ふと思い浮かんだのが、The Smiths の "Cemetry Gates" だ。
The Smiths の詞は、Oscar Wilde に強い影響を受けた Morrissey の手による。
で、「お前の詞は Wilde の剽窃じゃないか」と実際に言われたかどうかは知らないが、
Morrissey はこの "Cemetry Gates" で面白い回答をしてみせた。
Keats and Yeats are on your side
But you lose
'Cos weird lover Wilde is on mine
Keats や Yeats は君たちの味方だけど
僕には勝てっこない
なぜって、僕の味方は Wilde だからね
つまり、歌詞にしても文学にしても、誰しも何かしらの影響を他から受けているわけで、
「Wilde の剽窃だ」と非難する君たちも例外じゃないし、僕もそう。
ただ、仮に『剽窃』だったとしても、こっちの味方は僕の敬愛する Wilde だから、
そうじゃない君たちには勝ち目がないよ、といったところか。
そして何よりもすばらしいのは、この歌詞には Wilde からの引用が一切ないこと。
(註: この点については、僕は文学に暗く、LASID - Cemetry Gates を参考にした)
他の部分もにやりとさせられる歌詞なので、ぜひ一度聴いてほしい。
"Cemetry Gates" はアルバム "The Queen Is Dead" に収録されている。名盤。
閑話休題。
厳密に言えば、今回の件と "Cemetry Gates" とでは事情が違うし、
『引用』された文章は Keats, Yeats, Wilde に遠く遠く及ばないけれども、
やはり ”Cemetry Gates" から詞を引いて締めくくろう。
You say: ere thrice the sun hath done salutation to the dawn]]>
And you claim these words as your own
But I've read well
And I've heard them said
A hundred times (maybe less, maybe more)
If you must write prose and poems
The words you use should be your own
Don't plagiarise or take on loan
There's always someone, somewhere
With a big nose, who knows
And trips you up and laughs
When you fall
Who'll trip you up and laugh
When you fall
英文法を事細かに説明するのではなく、あくまで style について書かれた本。
そして、改善前後の文・文章を左右に配置し、どこがなぜ悪いかをきちんと説明してある。
説明は高校生なら十分理解できる水準。こういう本を当時から知っていればなあと思う。
ウィットに富む文章も楽しい。Amazon.co.jp で 1000 円しない。
英文を書く者なら、この Strunk and White は必携。
The Elements of Style (Elements of Style (Paperback))
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10.3.9 に上げたら、上のネットワーク不具合が解消した。
この数か月間かなりいらいらさせられたから、これはうれしい。
それに、今月末に届く Tiger をすぐ入れるわけではないから、
今回のアップデートでこの不具合が直って本当によかった。
逆に別の問題が生じたという話も聞くけれど、幸い今のところ好調。
でも、10.3.9 アップデートの改善点を見ても、この修正にあたるものが見当たらない。
確かにこの不具合は議論されている様子があまりなかったし、
公には存在しないことになっているんだろう、きっと。
エラーが出力されなくなったから、/var/log/system.log には
crontab の実行結果が整然と並ぶばかりになった。平和だなあ。
MacUIM の開発者 yatsu さんにコメントでアドバイスをいただいたので、
さっそく ~/.uim を直してみた。
;;; -*- Scheme -*- (require-module "skk") (define-key skk-kana-toggle-key? "[") (define-key skk-kanji-mode-key? "`") (define skk-egg-like-newline? #t) (define skk-style 'skk-style-ddskk-like) (define ja-rk-rule-basic (append '( ((("("). ())("(" "(" "(")) (((")"). ())(")" ")" ")")) ((("z" "."). ())("..." "..." "")) ((("x" "["). ())("「" "「" "")) ((("x" "]"). ())("」" "」" "")) ) ja-rk-rule-basic))
このように SKK 関連の設定より先に (require-module "skk") と書くことで、
MacUIM 0.3.0 以前は有効だった設定が復活。
yatsu さんに感謝。
ところで、最後の ja-rk-rule-basic は以前 ja-rk-rule で有効だったけれど、
unbound variable と叱られるようになったので、これもやはり手を入れた。
ここではこのふたつと ja-azik-rule, ja-azik-rule-basic、
計 4 つの変数を総当たりするというはずかしい方法で、唯一叱られないこの定義に落ちついた。
ファイル・モジュールを直前で require すればいいんだろうけど、
無闇にするのと、上のように必要な SKK モジュールを require するのとでは話が全く違うので、
このアプローチはやめた。
これで SKK+AZIK 入力もできるし、~/.uim での設定も元通りになった。
ことえりは Mac OS 8 以来使っていないけど、最近はそれなりに賢いのかな。
いずれにしても、手書きと同じ思考の流れで書ける SKK は手放せないなあ。
しかたなく、Google で『iPod 復元』をキーワードに Apple TIL を探して、
肝心の手続きが『ディスクモード』だったことを思い出した。
ディスクモードにすると、今まで失敗続きだったのにあっさり復元成功。
あとはリセットしてディスクモードを解除、Mac につないで iTunes から曲を移す。
これで無事元通りになったけど、原因不明でときどきこうなるのはどうして?
HFS+ と FAT32 で、この手の iPod のトラブルに頻度の違いはあるのかな。