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iPod 診断モード [Mac]

iPod ご機嫌ななめ
iPod がマウントされなくなったうえ、fsck でも修復できなくなった。
ところが、最終手段の『復元』すらままならない。
[...]
ディスクモードにすると、今まで失敗続きだったのにあっさり復元成功。[...]

また iPod (3G; 15GB) が不機嫌に。
今回はさらに強烈で、ディスクモードにしてもどうしようもなかった。
しかもはじめはカタカタ異音を立てながらもアップデータに応答していたのに、
失敗を繰り返すうちに全く反応しなくなってしまった。無茶しすぎたかも。
ディスクとしてもマウントされないし、ログに "I/O error" すら出ないし、
システムプロファイラによると FireWire デバイスとして認識しているだけ。

iPod の診断モード (diagnostic mode) についてどこかで目にしたことがあったので、
それらしいキーワードで探したところ、『Run iPod diagnostics』という記事を見つけた。
このまま放っておくのもなんだから、自己責任で試してみる。

まず、電源アダプタで電源をきちんと確保しておく。
記事に書いてあるボタンの組み合わせで、iPod から音がして、診断モードになった。
目的は『HDD SCAN』だけど、とりあえず他のテストも一通りやってみた。異常ないみたいだ。
で、いよいよ『HDD SCAN』。バックライトが点いて、スキャンが始まった。
一見さっきまでのようにフリーズしているかのように見えるけど、じっと我慢。
記事には "takes many minutes" とあり、僕の 15GB ではおよそ 20 分かかって終わった。
診断結果が出て、バックライトが消える。さすがに iPod が熱を帯びている。
うまく熱を逃がす工夫をしたうえで、スキャンを行うのがよさそうだ。容量大ならなおさら。
結果は『HDD PASS』で、異常なし。『HDD FAIL』を覚悟していただけに、拍子抜け。
喜ぶべきなんだけど、これでも復元に失敗するならば頭を抱えるほかない。

アップデータを起動しておき、iPod をリセットして診断モードを終了し、Mac に接続。
...『復元』ボタンが押せる状態になった。ログにもエラーは出ていない。
復元作業もあっという間に終わり、ハードディスクから iPod へと復活。
iPod はすっかり元気になり、iTunes との同期も問題なくできた。
要経過観察ではあるけれど、iPod の中のお医者さんに感謝。

でも、診断モードの『HDD SCAN』が実際に何をしているのか知りたいところ。
診断前後で劇的に状況が改善したから、修復までやっているはず。
きちんと記しているページはないものかな。


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datteQ

感謝状
よりぬきこころおぼえ殿
貴ホームページは「父ちゃんのiPod」の復活に際し貴重なる情報を提供されました。
3回の復元にも係らず、iMacに認識されなかった「父ちゃんのipod」が「HDD SCAN」を経て、4日ぶりに見事復活したことは、ひとえに貴HPの貴重な情報によるところが大であり、同様の苦悩を抱えるipodの再生に貢献される・・功績はまことに顕著でしょう・・と考えます。
よって、ここに感謝状を贈呈して深甚な. 謝意を表します。
今後のご健勝とご活躍を祈念します。

ちなみに、「父ちゃんのiPod」は4G/40GBで『HDD SCAN』に一時間近くかかりました。(待ちきれなくて、昼飯を食べている間に終わってました。)その間、固まった状態の長かったこと。心配だったこと・・
ついでに、このページを見る前に電話したアップル/サポート電話の兄さんは丁寧な対応で「修理するより新しい30GBを買っては・・・性能はこんなに良くなってます・・・」と最後通告をしてくれました。

本当に感謝!感謝!
by datteQ (2007-04-14 14:36) 

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